バンコクには多くの路線バスが走っていて使いこなせるようになると便利。路線バスを使うと、リーズナブルに移動することが出来ます。乗り方は難しそうに思えますが、それが意外と簡単。利用方法をご紹介します。
バンコクの路線バスには色んなタイプのものがあります。エアコンなしの古―いものから、エアコン付きの上等なものまで。
こちらはエアコンなしのバス。窓が開いているのでエアコンなしのバスであることが一目でわかります。ห้วยขวาง(フェイクワン,Huai Khwang)、คลองเตย(クロントゥーイ,Khlong Toei)と表示されています。
これは古いタイプのバス。エアコンはありません。
路線バスの良いところは、既定のルート以外は走らないこと(変な所に連れていかれない)、リーズナブルなこと、地元の人々にまぎれてローカルな雰囲気を味わえること、楽しい、などなど。筆者もしばしば利用しています。
行き先がアルファベットで表示されているバスもありますが、タイ語のみのものが多いです。タイ語をマスターすれば良いのですが、自身もそうですが旅行者だと難しいのではないかと思います。そこで、どうすれば良いか。
グーグルマップ(Google Map)の活用です。
まず、グーグルマップで行きたいところの近くのバス停を探します。
例えば、ワットマハーブットに行きたいな、と思って地図を見ます。
次に、近くのバス停を探します。
バス停をタップしますと、そこに停まるバスの一覧が表示されます。ここで519番の番号をタップします。
519をタップしますと、そのバスのルートが地図上に示されます。地図を広げるとこんな風に。
おおっ、このバスはサトーンからミンブリーまでを走るバスですね。結構長距離を走ります。
さて、ルート上のバス停で自分に都合の良いところを探します。ここはプラカノン市場の前のバス停です。
このバス停を念のためクリックすると、519番のバスがちゃんと走っています。このバスに乗れば目的地まで行けますよ。
降りる場所は、車掌さんに伝えておけば、到着したら教えてくれます。タイ語が話せなくても、地図を見せれば何とかなります。それと、バスに乗ったら地図を見ながらどこを走っているか把握して、目的地で降りる作戦もありです。
それでは同様に、プラカノンの新鮮で美味しくてリーズナブルなレバ刺し屋に行きたいと思ったら、マップを表示して。おっ、すぐ近くにバス停がありますね。
バス停をタップすると、運行しているバスが表示されます。ここで71番の番号をタップします。
71番のバスのルートはこんな感じで表示されます。
このバスはプラカノン駅最寄りのバス停に停まるようですので、ここから乗ればいいですね。
ちなみにこの71番バスの始発はエカマイ駅の近くのバス停ですので、座りたければこちらのバス停から乗るのがいいです。
バスの料金は、無料のものから25バーツまであります。エアコンの有り無し、車両の仕様、距離によって料金が変わってきます。料金は最も安いエアコンなしの古い車両で8バーツ。その上の料金は9.5バーツ、10バーツ、12バーツ、13バーツ、14バーツ、15バーツ、16バーツ、17バーツ、18バーツ、19バーツ、20バーツ、21バーツ、23バーツ、25バーツです。
バスの乗り方です。お目当てのバスが来たら大抵止まってくれますが、待っている人が自分一人といった場合には、意思表示をしないと止まってくれないことがあります。手を横に出してアピールします。
乗り込むと、車掌さんが料金回収に来ます。たまに、どこまで行くかと聞いてきますので、その場合は行き先を告げます。タイ語がわからなければ、スマホやタブレットで場所を見せると良いでしょう。そうすると料金を言い渡されますので支払います。タイ語の数字が分からなくても、とりあえず20バーツ札を渡すと良いです。ちゃんと必要な料金を差し引いてお釣りをくれます。遠くまで行く時は20バーツ以上しますので、20バーツ札を渡すと、足りないよ、って感じで言ってくれますので、もう10バーツ渡すと良いです。タイ語の数字をマスターしていれば更に便利です。
お金を払うとこんな切符をくれます。たまに検察がありますので下車するまで大事にとっておきましょう。
下車する時は、社内のブザーを押します。こちらが外国人だとわかると、車掌さんは目的地に着いたら親切に教えてくれることが多いです。
スマホやタブレットで地図を見ながら、今どこを走っているか把握しながら乗ると、目的地が分かりやすくて良いと思います。また、乗り間違えて、想定外の道に入ったら、すぐに下りる、といった対応もできます。
ちなみに、昔はバスマップが売られていて、とても重宝しました。地図を広げて眺めると、ここからこう行って、とわかりやすくて。今でも筆者はこの地図を愛用しています。古本屋で見つけたら即ゲットです。
バンコクの路線バス、乗りこなして、リーズナブルで安全な移動をなさって下さい。
私もバスが好きで休日はよく利用していました。バスの路線が急に変更されて目的のバスが来なかったり、間違ったルートのバスに乗ってしまったりと何度か苦い経験をしたこともありますが、それもバス移動の魅力の一つだと思っています。それにしても、74と54懐かしいです。Huai Khwangからin tha maraを抜けてBTSラインに向かう路線でしたかね。乾季は窓から入ってくる風が心地よかったです。。
oibarrabrava様
コメント頂きありがとうございます。返信が遅くなってすみません。
バスは地元の人々の生活の雰囲気を肌で感じることができますし、乗り間違えたとしても新たな発見があって楽しいです。バスの窓から入ってくる風を切って街並みを眺めるのも心地よくて楽しいです。
そうです、Inthamaraあたりを走り抜けていきますね。74はHuay KhwangからSutthisan通り、Phahonyothin通り、Ratchaprarop通り、ラマⅣ通りを豪快と走り抜けていってKhlong Toeiまで行く路線、54はHuay Khwang、Sutthisan Winitchai通り、Phahonyothin通り、Ratchaprarop通り、Pracha Songkhro通りを通ってHuay Khwangに戻ってきてRatchadaphisek通りを走っていく路線だと思います。