バーンレム駅はバンコク都心から南西方向概ね30kmのあたりに位置し、マハーチャイからターチン川(Tha Chin)を渡って少し歩いたところにある駅で、素朴な田舎駅といった雰囲気です。線路上に広がる市場で有名なメークロンや、水上市場アムパワーに鉄道で行く時に重宝する駅です。時刻表ものせておきます。
こちらがバーンレム駅(บ้านแหลม,Banleam Station)のプラットホームと線路の様子です。プラットホームのコンクリートが新しく、線路の石、バラストも明るい色をしているためか、駅の外観全体が明るい雰囲気に包まれています。
プラットホームの屋根の下に入ると、建物自体は年季が入っていて、古びた雰囲気がします。
奥の方に進んでいくと、切符売り場やトイレがあります。
こちらが切符売り場。ここで目的地を伝えて切符を買います。
こちらが切符です。メークロン駅まで10バーツです。安い。列車内で検札があるので、大事に取っておきましょう。
時刻表が掲げられています。始発が7:30、終電が16:40で一日4往復走っています。終電がとても早いので、要注意ですね。終点のメークロンまで1時間で到着です。
切符売り場の前には椅子があって、待合所になっていて、列車の発車時刻が近づくとお客さんで一杯になります。
こちらがプラットホームの様子。スナック菓子やチョコレートや飲み物などを買うことができます。
ソムタムも作ってくれます。
メニューにはこう書かれています。
ตำปูปลาร้า(タムプーパラーラー,Tam poo plarla,Spicy green papaya salad with fermented fish sauce and salted freshwater crab):淡水蟹の塩漬けと魚を発酵させた調味料で和えた青パパイヤスパイシーサラダ
ตำไทย(タムタイ,Tam thai,Spicy green papaya salad with nuts):青パパイヤのスパイシーサラダピーナッツ入り
ตำหอยดอง(タムホーイドン,Tam hoi dong,Spicy green papaya salad with mussel):イガイ(貽貝)入り青パパイヤスパイシーサラダ
30バーツとはローカル価格ですね。
時間になると列車が到着です。列車の旅はこの瞬間もとても盛り上がります。
車両の中はこんな感じで、年季が入っています。エアコンは無く、窓全開でフレッシュな空気が常に流れます。
列車は定刻で発車しました。意外と言うと失礼ですが、時間に正確です。
列車は田舎を走っていきます。のどかな雰囲気の車窓が楽しめて、旅をしている気分を存分に味わうことができますよ。
メークロン駅に近づいてくると、建物や車の数が増えてきます。
バーンレム駅の場所はこちらです。
行き方ですが、まずはマハーチャイ(Maha Chai,มหาชัย)まで行きます。国鉄SRTウォンウィアンヤイ駅から列車で国鉄SRTマハーチャイ駅まで来るのがわかりやすいと思います。所要時間は約1時間です。
マハーチャイ駅を出て右に曲がり、マハーチャイ市場の通りを抜けて、大通りに出ると左手にこんな景色が見えます。先にボートが発着するマハーチャイ埠頭がありますので、ここに行きましょう。
マハーチャイ埠頭(ท่าเรือมหาชัย,Maha Chai Pier)の場所はこちらです。
建物の左手に乗船料を支払う窓口がありますので、こちらで払いましょう。乗船料は3バーツです。バイクでも6バーツ。安い。
こちらが船着き場の様子です。簡素ですが、とても味があります。
船の中の様子です。なんとも開放的です。
出発。川の景色も素晴らしい。
3分後、あっという間に対岸のターチャロム埠頭(Tha Chalom Pier,ท่าเรือ ท่าฉลอม)に到着します。
埠頭の建物をくぐると、三叉路がありますので、右手に進んでいきます。
バーンレム駅の方向を示す看板があるので、わかりやすいです。
道なりに真っすぐ進んでいきます。
道の途中にも駅の方向を示す看板があります。
途中に金色の仏像がありますので、ちょっと寄り道して写真を撮るなどしても良いと思います。
元の道に戻って道なりに真っすぐ進んでいくと、こんな風景が見えてきます。道が曲がっていますが、道なりに進んでいきます。
すると線路が見えてきて到着です。
バーンレム駅まで来る途中で船に乗ったりして、旅の気分を満喫することができると思います。メークロンやアムパワーに行かれる時に、是非利用されてみてください。
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