タイのバンコクの西南西方向約70kmに位置する訪れてとても楽しいメークロン鉄道市場の概要、行き方、場所を写真付きでご紹介します。
メークロン鉄道市場(ตลาดรถไฟแม่กลอง, Maeklong Railway Market)は、国鉄の線路上に市場が広がっていて、列車が通過するとき急いでお店がたたまれて、通過後にまた線路上に商品が並ぶ様子が面白いマーケットです。バンコクからちょっと距離がありますが、観光客の方々にもかなりの人気です。
市場はこんな風に、線路が通路の役目を果たし、お店が所狭しと沢山並んでいます。お客さんは通路の役目を果たしている線路を歩きながら、左右のお店の品物を見て、欲しいものを買う仕組みです。
こちらでは魚の干物が売られています。美味しいですよ。
こちらには生牡蠣に添えられたりする香草とタイ料理必須アイテムのマナオが売られています。
こちらには魚と果物のグアバが並んでいます。
こちらにはシーフード定番のイカとエビ。
列車通過の時刻となると、お店はテントをたたみ始め、線路が開けられます。まるでモーセが海を割るかのような光景です。列車は汽笛を鳴らしながらゆっくりゆっくりと近づいていきます。
列車が近づいてくると写真撮影タイム。皆さん写真を撮っています。
こんな感じで列車がすぐ横を通過していき、迫力満点です。事故が起こらないように、列車はとてもゆっくりと進んでいきます。
列車が通り過ぎると線路に人々が出てきて、列車をバックにみなさん写真撮影です。みなさん思い出に残るいい写真を撮られていますね。
再びお店のテントが張られ、何事もなかったかのように営業が続きます。
市場から列車を見るのも良いですし、列車から市場を見るのも良いです。
みなさん列車のすぐ横にいて、危ない感じがして冷や冷やします。
メークロン市場の場所はこちらになります。
行き方ですが、鉄道で行く方法、ミニバスで行く方法があります。鉄道で行く方法は、ローカルな旅の醍醐味を味わえて個人的にはこちらの方が好きです。
鉄道で行く場合は、まずはバンコクのウォンウィアンヤイ(Wongwian Yai,วงเวียนใหญ่)駅から国鉄SRTに乗ります。ウォンウィアンヤイ駅の情報はこちらをご覧ください。
ウォンウィアンヤイ駅から国鉄で1時間で港町、マハーチャイ駅(Maha Chai Station,สถานีมหาชัย)に到着します。そして、駅の近くにある渡し舟に乗って対岸に渡り、そこから歩いて国鉄SRTバーンレム駅まで行きます。
マハーチャイ駅の情報はこちらをご覧ください。
マハーチャイの渡し舟とバーンレム駅(บ้านแหลม,Banleam Station)の情報はこちらをご覧ください。
バーンレム駅から列車に乗って、1時間でメークロン駅(Mae Klong Station,แม่กลอง)に到着です。市場は線路上にあり、駅のすぐ近くです。
鉄道の他に、ミニバンで行く方法もあります。バスステーションはバンコク市内にいくつかありますので、都合の良いところから乗りましょう。
まずは、チャトゥチャックミニバスステーション(Chatuchak Mini Bus Station,สถานีเดินรถโดยสารขนาดเล็ก จตุจักร)です。チケットの窓口にはメークロンとは表示されていませんが、Dチケット売り場のสมุทรสงคราม:サムットソンクラーム,Samut Songkhramと書いてある窓口に行けば良いです。わからなかったら、近くの係員の人に聞くと、とても親切に教えてくれます。チャトゥチャックミニバスステーションの情報はこちらをご覧ください。
バンコク市内から西方向、チャオプラヤ川を渡った先にある旧南バスターミナル(ピンクラオ)(สายใต้เก่า ปิ่นเกล้า,Southern Mini Van Station Pinklao)、からも行くことができます。旧南バスターミナルの情報はこちらをご覧ください。
バンコク市の西方向、タリンチャン地区にある南バスターミナル(สถานีขนส่งสายใต้ใหม่,Southern Bus Station)からも行けます。バンコク市内からちょっと遠いので、ここのバス停までアクセスするのに結構時間がかかります。
超有名なメークロン鉄道市場、活気があってローカルな雰囲気を存分に味わえて、旅の道中もとても楽しめますので、一度訪れてみられてください。