クイジャップとは、米麺を平たくして丸めた形状にしたものと、豚肉やモツなどの具がスープの中に入った食べ物です。安くて美味しいクイジャップのお店の名前はクイジャップサムトゥム(Kuay Jap Sam Tum,ก๋วยจั๊บสามทุ่ม)はクイジャップ一本勝負の気合の入ったお店です。昔は国鉄バーンスー駅、MRTバーンスー駅のすぐそばにありましたが、ここに移転してきました。
お店の外観はこんな感じです。移転したばかりで綺麗です。典型的なタイの食堂の様相で、ローカル感満載でとてもいい雰囲気です。 クイジャップサムトゥム(Kuay Jap Sam Tum,ก๋วยจั๊บสามทุ่ม)と表示されています。
お店の中はこんな様子です。
キッチンの様子です。調理済みの豚肉、ゆで卵などの具材がショーケースの中に並んでいます。
こちらはスープを煮込んでいる大きな鍋。美味しそうです。
注文すると、早速作ってくれます。
こちらがクイジャップ(Kuay Jap,ก๋วยจั๊บ,Rolled noodles in spice broth)です。スープに麺と具材がたっぷり入っています。35バーツ。安いです。
お好みでテーブルにある薬味を入れて下さい。
キッチンの前には以下の調味料があります。
粉唐辛子:プリックポン(Phrik Pon,พริกป่น,Red pepper)
生唐辛子入りの酢:プリックナムソン(Phrik Nam Son,พริกน้ำส้ม,Chili vinegar)
魚醤:ナンプラー(Nam Plaa,น้ำปลา,Fish sauce)
砂糖:ナムターン(Nam Taan,น้ำตาล,Sugar)
中に入っているものですが、まずはクイジャップの名前の由来となっている、クルッと巻かれた米麺です。ツルっとした食感にスープが絡んで美味しいです。
こちらは具材の揚げ豚です。少しカリッとした食感が混ざって、スープを吸っていて美味しいです。
こちらは豚肉のモツです。とろっとろに煮込まれていて、コラーゲンたっぷりな感じで美味しいです。
こちらは煮卵。期待を裏切らない味です。
こちらは定番の豚の血のゼリー、ルアッドムーです。あっさりしていて美味しいです。栄養満点。
こちらは心臓。その他にも色々な具材が入っていて、美味しいです。
スープはスパイスと出汁が程よく効いていて、甘さも少し相まってコクが十分あって美味しいです。パクチーも良いアクセントになっています。マカロニのような米麺を濃厚スープと一緒に口に入れると旨い!揚げ豚がカリカリでスープを絡めると良い食感と旨味が混ざってたまりません。この味を味わうと、ああ、タイに来た、と胃袋が感じます。スープをすすり始めると止まらなくなって、一気に完食してしまいました。後味も満足。旨い!
お店にメニューがまだ掲示されていませんでしたので、旧店舗のものを掲載します。超シンプル、クイジャップの普通盛り(ธรรมดา,タマダー,Tamadaa,Regular)と大盛り(พิเศษ,ピセー,Phiseet,Big)のみ。値段は左下の黒板に書かれています。普通盛りが35バーツ、大盛りが40バーツです。
クイジャップサムトゥムの場所はこちらです。
行き方ですが、まずは地下鉄MRTのタオプーン(Tao Poon, เตาปูน )駅まで行きます。
次に、駅から見えるこちらのバス停を目指します。
3番出口を目指します。
3番出口を出て進行方向に対してくるっと後ろに向くと、こんな交差点が見えますので、その交差点を左に曲がります。
するとこんな風景が見えますので、まっすぐ進みます。
バス停の様子です。
66番のバスが来たら乗りましょう。バンコクの路線バスの乗り方の詳細はこちらをご参照ください。
プラチャーチューン(ประชาชื่น,Pracha Chuen)通りのソイ34を過ぎた所のバス停で降りると、すぐ南にお店があります。こちらが降車バス停の様子です。
営業時間は朝の9:00から深夜24:00のようです。美味しいクイジャップのお店、訪れてみられては如何でしょうか。
ちなみにこちらのお店、昔は国鉄バーンスー駅、地下鉄MRTバーンスー駅のすぐ近くにあり、終日とっても賑わっていました。