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黄金の丘 ワットサケート(วัดสระเกศ,Wat Saket) バンコク(กรุงเทพมหานคร, Bangkok)

投稿日:2019年8月3日 更新日:

ワットサケートはバンコクの旧市街東側にあり、金色の仏像の数々や歴史的な建物もさることながら、建物の屋上からバンコク旧市街が一望できる気持ちの良いお寺です。正式名称ワットサケートラチャウォラマハウィハン(วัดสระเกศราชวรมหาวิหาร,Wat Saket Ratcha Wora Maha Wihan)。

ワットサケート(วัดสระเกศ,Wat Saket)は、バンコクの旧市街にある金色の塔がトレードマークのお寺です。元々アユタヤ時代に建てられたそうで、当初はワットサケー(Wat Sakae)と呼ばれていたとのことです。その後バンコク王朝の時代、バンコクが首都になった際、ラマⅠ世がリノベーションをしてワットサケートと呼ばれるようになったとのことです。更にその後ラマⅢ世が黄金の丘と呼ばれるプーカオトーン(ภูเขาทอง,Phu Khao Thong)の建設に着手し、ラマⅣ世、ラマⅤ世が引き続き建設を続け、完成して今の姿になったそうです。

まずは入口で入場料を払います。入場料は昔は10バーツだった頃もありますが、その後少しずつコンスタントに値上がりしていっています。 最新情報は窓口の掲示板で確認します。

チケットを手にしたら、塔のある頂上を目指します。あの山の頂上にあるあそこです。

階段入口の近くにはなんともにこやかな幸せそうな金色の仏像が奉られていて、水のカーテンの中に座していてとても涼しそうです。

頂上を目指して階段を上っていきます。みなさん頂上を目指しています。

階段の途中にも金色の仏像が奉られていて、飽きずに階段を上っていけるようになっています。水が流れているので涼しい気分になります。

こちらには小さな石の塔。

途中に黄金の塔のミニチュアが飾られています。The Golden Mount Thailandと記されています。

階段は植物に覆われていて、直射日光を遮ってくれています。

こちらには金色の女人像が。

建物に到着です。鐘が下げられています。叩いてお祈りをするのだと思います。

こんな感じで仏像が奉られています。美しいです。

建物の屋上に到着すると目の前に現れる金色の塔が現れて圧巻です。

屋上から周囲を眺めるとこんな風景が広がっています。これがワットサケートの醍醐味の一つです。いやはや、いい眺めです。ただ眺めているだけでどんどん時間が過ぎていきます。そよ風が吹くと、爽快な気分になります。

こちらは金色の塔の足元にある看板です。

こちらには銅像が立っています。

名残惜しいですが、屋上から降りることにします。こちらの掲示板には黄金の丘の由来が記載されています。ラマⅢ世、Ⅳ世、Ⅴ世によって作られたと書かれています。

こちらには寝転がっている仏像、座っている仏像、立っている仏像が並んでいます。

こちらには鐘が沢山並んでいます。端から端まで叩いていくといいことがあるそうです。

こちらには女神様。

こちらにも金色の仏像が奉られています。降りるときも飽きませんね。

こちらにワットサケートの敷地内の地図が掲示されています。塔の他にも見て回るところがあるようですので、時間が十分にある人は、一通り回ってみるのも良いと思います。

こんな感じで建物の中に綺麗な仏像が奉られています。

幸運のブッダ(Fortune Buddha)の像も見どころのようです。

ワットサケートの場所ですが、こちらになります。

行き方ですが、センセーブ運河のボート(คลองแสนแสบ ,Sansab canal)が便利だと思います。
西側の終点、ผ่านฟ้าลีลาศ(Phanfa Leelard,パンファリーラー)で下船します。運河ボートの乗り方はこちらの記事をご参照ください。ボートで行く場合には、地下鉄MRTブルーラインのペッチャブリー(เพชรบุรี,Phetchaburi)駅最寄りのアソーク(อโศก,Asok)桟橋か、BTSのスクンビット線のラチャテーウィー(Ratchathewi,ราชเทวี)駅またはBTSシーロム線ナショナルスタジアム(National Stadium, สนามกีฬาแห่งชาติ)駅最寄りのサパーンフアチャン(สะพานหัวช้าง,Sapan Hua Chang,)桟橋から乗るのが便利だと思います。

パンファリーラー桟橋の場所はこちらです。

こちらがパンファリーラー桟橋です。終点ですのでお客さんはみんな下船します。のどかな桟橋ですね。

桟橋への入口の様子です。少し奥まったところにあって、ここに桟橋があるとわかっていないと見逃してしまいそうです。

階段を上ってすぐ左手に橋があります。橋の前方に金色の塔の上部が見えますので、そちらに歩いていけば到着です。すぐ近くですね。

バスで行く場合は、まず、BTSのスクンビット線のラチャテーウィー(Ratchathewi,ราชเทวี)駅まで行きます。少し北に歩くと東西に延びるペッチャブリー(Phetchaburi,เพชรบุร)通りがありますので、そこを左に曲がって更に少し歩きます。ソイ10のこのあたりにバス停がありますので、ここから10-2,59,60,79,183,511,556番のバスに乗ります。路線バスの乗り方はこちらをご参照下さい。

バス停の場所はこの辺りです。

バスはパンファリーラー桟橋の少し北側を走る道路にあるバス停まで行きますので、こちらで下車します。下車するバス停の場所はこの辺りです。

ちなみに、パンファリーラー桟橋のすぐ近くに旧市街にある観光スポットマップが掲示されています。日本語表示もあって便利です。桟橋の場所もちゃんと表示されています。

見晴らしが素晴らしく、仏像も綺麗なワットサケート、センセーブ運河のボート観光と共に訪れてみられては如何でしょうか。

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