地下鉄MRTスティサン(Sutthisan, สุทธิสาร)駅すぐ近くにスティサン市場があります。
そこには、食べ物屋台、洋服屋台、飲み物屋台など、色んな屋台が所狭しと集まっていて、通勤時間帯やお昼時など地元の人々で賑わっています。
そんな一角にあるのが、お粥(ジョーク,Joke, โจ๊ก)と(ガオラオ,Gaolao,เกาเหลา)を売っている庶民向け屋台、ジョークムーロッテッド(Joke Moo Rodted,โจ๊กหมูรสเด็ด)です。
こちらお店の外観。
メニューはとてもシンプルで、ジョーク、ガオラオ、カオトムです。
メニューは上からこう書いてあります。
โจ๊กหมูรสเด็ด(ジョークムーロッテッド,Joke Moo Rodted, Delicious Rice Porridge with Pork):美味しい豚入りお粥
ธรรมดา(タマダー, Tamadaa, Regular):普通盛り
ใส่ไข่(サイカイ, Sai Kai, Topped with soft boiled egg):半熟卵入り
เกาเหลา+ข้าวเปล่า(ガオラオ+カーオプラオ, Gao lao + Khaoplao, Pork Offal Soop + Rice):モツスープとご飯
ข้าวต้มหมู(カオトムムー, Khao Tom Moo, Soup with Pork Offal and Rice):豚入り雑炊
ジョークが25バーツ、ガオラオご飯付で35バーツとは庶民価格です。安い。
その場でテーブルで食べることもできますし、持ち帰って食べることもできます。
お店で食べる場合はテーブルを指さしながらキンティーニー(Kin thi ni,กินที่นี่)、持ち帰る時は袋を下げるようなジェスチャーをしながらサイトゥーン(Si thung, ใส่ถุง)と言えば良いです。
屋台の調理場の様子です。
色んな具材が並んでいます。
こちらテーブルからの風景です。店員さんが一生懸命作っています。
こちらはジョークムーサイカイ。豚のモツ入りお粥半熟卵乗せ。
トッピングされているショウガがお粥に良く合います。
豚のモツはどんぶりの底に沈んでいます。
日本のお粥と同じで、薄味なので、お好みの調味料を足します。
テーブルにはタイ定番の以下の調味料が備えられています。
魚醤:ナンプラー(Nam Plaa,น้ำปลา)
粉唐辛子:プリックポン(Phrik Pon,พริกป่น)
生唐辛子入りの酢:プリックナムソン(Phrik Nam Son,พริกน้ำส้ม)
砂糖:ナムターン(Nam Taan,น้ำตาล)
胡椒:プリックタイ(Phrik Thai,พริกไทย)
個人的には胡椒、唐辛子、プリックナムソン、ナンプラーをかけて食べるのが好きです。
こんな感じで。
お粥に胡椒と唐辛子が意外と合います。
ガツンと旨い、という感じではなく、薄味のほっとする感じの素朴なジョークです。
持ち帰りにすると、発泡スチロールの器とプラスチックのれんげを付けてくれます。
持ち帰るときも、お店で調味料をかけてから持って帰ると良いです。
こちらはガオラオ+カーオプラオ、豚のモツ入りスープとご飯です。
豚の血を固めたゼリー、瓜、野菜、薬味が見えます。下の方には豚のモツが沈んでいます。
クロントゥーイのお店やチャン通りのお店はガツンと来る濃厚な味ですが、こちらのお店のガオラオは、薄味、あっさりで、素朴な味です。
好き好き、その日の体調にもよると思いますが、基本的に調味料を加えて食べると良いと思います。
この屋台の場所はこちらです。
行き方ですが、地下鉄MRTスティサン駅の3番出口を出て、南に少し歩きます。
すると、左手にこんなスティサン市場の風景が見えます。
場所が常に一定ではないようですので、看板を探すと良いです。
スティサン駅近くに滞在した時の朝食によく行くお店です。