バンコクの北東部、スワンナプーム国際空港の北方向に、賑やかな水上市場、
クワンリアム水上市場(Kwan Riam Floating Market,ตลาดน้ำขวัญเรียม)があります。
お寺、食材市場、ファッション市場、食堂、ボートツアー、動物とのふれあい、などなどいろんな要素が凝縮した市場です。
入口に向かう道路の脇にも趣ある建物があります。
こんな風景の中を先に進んでいきます。
地元の人々で賑わっています。
中に入ると、お寺でよく見かける放流用の魚や亀やカエルなどが水槽にいます。
自分の生まれた日、曜日に応じて、どれを選ぶべきか決まり、
これを川に放流すると徳を積むことができるようです。
ロバも飼われていて心が休まります。
水上市場と言われるだけあり、水路も走っていてとてものどかな風景です。
水路を走るボートツアーの船もあって、観光客がたくさん乗っています。
川にかかる橋は記念撮影ポイントになっています。
美しい建物や門もあって見ごたえあります。
食べ物関係の屋台が集まっているお食事スポットもあります。
お祭りの夜店のような雰囲気で楽しい雰囲気です。
屋台で好きな食べ物を調達して、自分でテーブルに持ってきて
食べるシステムです。
一通りうろうろした後、まずはこちらのお店で一品調達しました。
牛テールスープ、スープハンウォー(soup hang wuo,ซุปหางวัว)。
辛いのが苦手な人は、お店の人が辛いの大丈夫か、
というようなことを聞いてくるので、ノーと言いましょう。
ちなみに、メニューには左上からこう書いてあります。
ข้าวหมกไก่(カオモックガイ,Kao Mok Gai):カレー風味ライス手羽元のせ
ไก่ทอด(ガイトード,Gai Tot):鶏のから揚げ
เนื้อทอด(ヌアトード,Nua Tot):牛肉揚げ
ซุปหางวัว(スープハンウォー,Soup Hang Wuo):牛テールスープ
ลูกชิ้นย่าง(ルークチンヤーン,Lukchin Yang):ミンチボール焼き
ข้าวหมกเนื้อ(カオモックヌア,Kao Mok Nua):カレー風味ライス牛肉のせ
ข้าวหมกไก่ทอด(カオモックガイトード,Kao Mok Gai Tot):カレー風味ライス鶏唐揚げのせ
ข้าวหน้าเนื้อ(カオナーヌア,Kao Hna Nua):牛肉のせあんかけご飯
ข้าวไก่ทอด(カオガイトード,Kao Gai Tot):鶏唐揚げご飯
こちらは牛テールスープ。見るからに美味しそうです。
良く煮込まれていて出汁も効いていて、かなり美味しい!激旨です。
ゼラチン質の肉もスープに良く合っています。
ちなみに辛くてもOKなんて伝えると、めちゃくちゃ辛いのが出てきます。
辛さは控えめにした方が良いと思います。
100バーツ。
こちらのお店で、カニの焼き飯、カオパッドプー(khao phud poo,ข้าวผัดปู)を調達しました。
右側の掲示板にカオパッドプーの表示があります。
40バーツ。普通に美味しいです。
こちらはワタリガニ入りソムタム、ソムタムプーマー(som tum poo maa,ส้มตำปูม้า)。
ワタリガニは生なので、食べるのはご自身の判断で。
こちらも辛いです。美味しいです。
こちらのコーナーは、テイクアウト系の食品が売られています。
お菓子類や食材など色々なものが売られています。
こちらはアイスクリーム屋さん。
冷たくて美味しいです。1本24バーツでした。
こちらは自宅で料理するための干し魚。一匹50バーツでそこそこの値段ですね。
こちらのエリアには洋服、アクセサリー、メガネ屋まで、
色々なお店があります。
その他周辺には、色々なお店があります。
もちつきみたいにして作っているお菓子。
こちらにも。
こちらでは壺を作っている人が。
いい雰囲気です。
周囲の景色もきれいです。
クワンリアム水上市場にはいろんな要素が凝縮された場所で、
ゆっくりまったり時間を過ごすことができます。
クワンリアム水上市場の場所はこちらです。
公共交通での行き方は幾通りもありますが、ラチャダピセーク(Ratchadaphisek,รัชดาภิเษก)通りのバス停、ないしは、
地下鉄MRTのラップラオ(LatPhrao,ลาดพร้าว)駅最寄りのバス停からバスで行く方法ががわかりやすいと思います。バンコクの路線バスの乗り方の詳細はこちらをご参照ください。
まず、ラップラオ駅からバスで行く方法でのクワンリアム水上市場の最寄のバス停はこちらです。
セリタイ(Seri Thai,เสรีไทย)通りのソイ91の入口付近にあります。
バスの窓から今どのあたりのソイを走っているのか見ながら行くと良いです。
バスに乗る場所と、バスの番号ですが、MRTラップラオ駅の北側車線のバス停から27番または502番で行けます。
ラップラオ通りを東南東に向かってひたすら走って、その後東北東に走って目的地まで向かいます。
ラップラオ駅のバス停はこちらです。
ラチャダピセーク通りのバス停からですと、514番バスに乗ります。
この場合の最寄のバス停はこちらになります。バス停から北方向に市場があります。
ラチャダピセーク通りを北に走り、
次にラップラオ通りを東南東に向かってひたすら走り、バンカピの交差点から少し南に下がった後東北東方向に走って目的地まで行きます。
ラチャダピセーク通りのバス停ですが、地下鉄MRTのラマ9世駅、タイランドカルチャラルセンター駅、フェイクワン駅、スティサン駅などが最寄となります。
ちなみに、途中までボートで行くのもありです。
バンカピ(Bang Kapi,บางกะปิ)まで船で行って、
そこからバンカピ交差点の東側バス停まで行ってバスに乗る方法です。
船の乗り場はいくつもありますが、例えばアソーク(Asok,อโศก)船着き場は
MRTペッチャブリー駅から南に少し歩いたところにあります。
バンカピ船着き場はこちらです。ここから北方向に歩くと大通りのバス停に行けます。
バス停はここで、ここから乗る場合、バスの番号は、27番、151番、502番で、セリタイ(Seri Thai,เสรีไทย)通りのソイ91の入口付近まで行けます。
バスに乗って移動すると、現地の人々にまぎれて、流れる車窓の景色を見て楽しむことができます。
道路沿いに並ぶお店を眺めたり。
建物の作りが日本と異なるので、情緒たっぷりの街並みを楽しむことができます。
隣の人懐っこい乗客が話しかけてきてくれました。
たどたどしい英語ですがが、概ね理解できます。
元トヨタで働いていて、タイの工場で班長をしていて、名古屋にも住んでいたことがある、とのことで、日本が大好きだと言ってくれて、嬉しかったです。
イープンガールはかわいいし、複数で楽しめるお店も行ったことがある、
なんて話も・・・。
お前はバンコクに住みたいか?
と聞かれ、ご飯は美味しいし、年中暖かいし、活気のある雰囲気も好きなので、
住みたい、と答えました。
すると、タイのナーラックなガールは迷っているとすぐ売れてしまうぞ、
酒を飲む相手ははやめておけ、食べすぎて太るのもやめておけ、などなど
親切に色々ご指導下さいました。
気さくで楽しい乗客と触れ合えて、移動中も楽しい時間を過ごせました。
その土地の人々との触れ合いはとても楽しいと思います。