タイに行くと、辛い料理が多いです。
それはそれで美味しいのですが、胃にやさしい料理も食べたくなります。
そんなときに重宝するのが、ガオラオ(เกาเหลา,soup)。
豚や牛の内臓を煮込んだスープで、個人的にはとてもお気に入りのメニューです。
朝食にぴったり。
バンコク(Bangkok)チャン通りのソイ4にあるガオラオ屋さん、とても美味しいと思います。
日本でもそうだと思いますが、タクシーの運転手さんがよく訪れる食べ物屋さんは美味しい証拠ですね。
お店はチャン通りのソイ4南西側角にあります。
お店の外観の様子です。
お店はお客さんで一杯です。
コンスタントにお客さんが訪れています。
忙しそうな厨房の様子。
ケースには大きな揚げた豚肉が吊られています。美味しそうです。
メニューはこちら。とてもシンプル。
ธรรมดา(タマダー,普通盛,Tamadaa,Regular)
พิเศษ(ピセー,大盛,Phiseet,Big)
หมูกรอบเปล่า(ムーグローブプラオ,揚げ豚肉単品, Moo Grob Kao,Deep fried pork)
ข้าวเปล่า(カーオプラオ,ご飯,Khaoplao,Rice)
何にしますか?と聞かれます。
タマダーと伝えました。
それ以上何も言わないと、ご飯もセットになります。
運ばれてきました。
様々な部位の豚の内臓(モツ)、豚の血を固めたゼリー、野菜が入っています。
豚のモツは臭みが全くなく、旨味が口の中で溢れます。
豚の血のゼリーはその名から想像できないくらいあっさりしています。
スープもモツの出汁が出ていて、美味しさが全身に伝わる感覚です。
揚げ豚肉とニンニク揚げもインパクトになっています。
激しく旨いです!
ガオラオはそのまま食べても美味しいです。
お好みでコショー(プリックタイ,Phrik Thai,พริกไทย)を振ったり、定番の調味料セットを混ぜたたれを作ってつけて食べるのも美味しいです。
調味料セットには以下のものが置いてあります。
魚醤:ナンプラー(Nam Plaa,น้ำปลา)
粉唐辛子:プリックポン(Phrik Pon,พริกป่น)
生唐辛子入りの酢:プリックナムソン(Phrik Nam Son,พริกน้ำส้ม)
砂糖:ナムターン(Nam Taan,น้ำตาล)
こちら混ぜて作った調味料。
これにモツをつけてご飯と一緒に食べるのも美味しい。
お店の前の通りを走っているソンテウの様子。
こうやって風景を眺めながら食べると一層美味しく感じます。
わざわざここまで行ってでも食べたくなるお店です。
お店の場所はこちら。
行き方ですが、自身は地下鉄MRTルンピニー(Lumphini, ลุมพินี)駅からバスかソンテウで行きます。
地下鉄MRTルンピニー駅の場所はこちらです。
2番出口から出て、西南西方向に、大通り、サトーンタイ通り(Sathon Tai Road,ถนนสาทรใต้)を進んで、行くと、徒歩3分程度でバス停があります。
バス停の場所はこのあたりです。道路の南側です。
バス停の風景はこんな感じです。
目的地に行くには62番のバスに乗ります。バンコクの路線バスの乗り方の詳細はこちらをご参照下さい。
ソンテウも手を横に出して意思表示すればバス停付近で止まってくれます。
62番バスがなかなか来ないときは、ソンテウを使うのですが、ソンテウは2つのルートが存在するようで、いまだに見分け方がわかりません。
ですので、とりあえず来たら乗って、マップを見ながら想定の道を外れたら降りて、その後歩くなり、乗り換えるなりしています。
バスもソンテウも以下の道を走っていきます。
サトーンタイ通り(Sathon Tai Road,ถนนสาทรใต้)を進み、左折してスアンプルー通り(Suan Phlu Road,ถนนสวนพลู)に入ります。突き当りのンガムドゥプリー通り(Ngam Duphli Alley,ซอยงามดูพลี)を右折してすぐにまた左折してナンリンチー通り(Nang Linchi Road,ถนนนางลิ้นจี่)に入ります。しばらく進んでチャン通り(Thanon Chan,ถนนจันทน์)を右折してそのまままっすぐ進んでいきます。
BTSスラサック(Surasak, สุรศักดิ์)駅から77番バスに乗って、ナラティワズラチャナカリン通り(Naradhiwas Rajanagarindra Road,ถนนนราธิวาสราชนครินทร์)とチャン通りの交差点付近で降りて歩いていく方法もあります。
ご参考まで。
こんにちわ^^
ガオラオ美味しそうですね。
澄んだスープがより一層食欲を掻き立てられます!
僕も豚の血のゼリーは好きですが、臭みがないのは新鮮な証拠なんでしょうね。
以前自分でも作ってみようと調べたら、豚の血に塩を入れて数十分待つだけ。
あまりのシンプルなレシピに唖然です(笑)
それにしても萬さんのブログはタイ語メニューの翻訳やアクセスの説明が丁寧で、他のブログとは一線を画したものがあり、読んでいてとても参考になります。
ちなみに僕は2/17からバンコク行くので、ホイクワンのモーファイ屋に行って見たいと思います^^
yusuke様
コメントありがとうございます。
ここのガオラオ屋さん、お気に入りです。
豚の血のゼリーをご自身で作ろうとなさるとは、タイ料理通ですね。
作り方初めて知りました。
バンコクご訪問、うらやましいです。
どうそお気をつけて!