バンコクでポピュラーな朝食の一つにタイのおかゆがあります。
お粥にも2種類あって、米の粒の形がなくなるまで煮込んだジョーク(Joke,โจ๊ก, Porridge)と、お米の形が残ったスープたっぷりのカオトム(Kaotom,ข้าวต้ม,Rice soup)があります。
どちらも朝食にぴったりですし、飲んだ次の日にも胃にやさしい食事です。
ジョークを提供するお店、ジョークサムヤーン(โจ๊กสามย่าน,Joke Sam Yan)は、地下鉄MRTサムヤーン(สามย่าน,Sam Yan)駅から徒歩3分程度の所にあるローカルレストランです。
お店の外観はこんな感じで、表に厨房があって、建物の中にテーブルがあります。店員さんは青いシャツを着ています。
午前の部の終わりごろ、AM9時前ですが、店内で食べる人だけでなく、持ち帰りのお客さんもひっきりなしに訪れていてお店は大忙しです。
店内もお客さんが絶え間なく入っていて、テーブルで相席で食べるのが当たり前の状況です。
テーブルに先客がいても、開いていたら遠慮なく座りましょう。
店員さんが忙しそうに働いています。
ジョークムーサイカイタマダー(โจ๊กหมูใส่ไข่ ธรรมดา, Joke Moo SaiKai Tamadaa,A normal serving pork porridge with a soft-boiled egg)を注文しました。ジョークはお粥、ムーは豚、サイカイは卵入り、タマダーは普通盛りです。45バーツです。
このショウガのアクセントが絶妙な味わいになります。
具材は下に埋もれていますが、豚肉のミンチ、モツ類、半熟卵が入っています。
出汁もよく効いていて、豚のモツ類も臭みなくよく調理されていて、とても美味しいです。お客さんが集まるのも納得です。
テーブルに唐辛子、コショウ、生唐辛子入りの酢、ナンプラーなどの調味料があるので、お好みでかけて食べると良いです。
自分はだいたいいつも、胡椒、唐辛子を振って、酢を少し落として食べます。そうするとパンチのある味わいになります。
食べ進むごとに味わいが増していき、食べ終わるころには満足感でいっぱいになります。
メニューはこちらです。
โจ๊กใส่ไข่เยี่ยวม้า(ジョークサイカイイーヤウマー,Joke saikaieyawma,Porridge with century egg):ピータン入りお粥
ธรรมดา(タマダー,Tamadaa,A normal serving):普通盛り
พิเศษ(ピセー,Piset,A large serving):大盛り
โจ๊กธรรมดา(ジョークタマダー,Joke tamadaa,A normal serving porridge):お粥普通盛り
ไม่ใส่ไข่(マイサイカイ,Mai sai kai,Without soft-boiled egg):卵なし
ใส่ไข่(サイカイ,Sai kai,With a soft-boiled egg):卵入り
โจ๊กพิเศษ(ジョークピセー,Joke piset,Porridge,A large serving porridge):お粥大盛り
ไม่ใส่ไข่(マイサイカイ,Mai sai kai,Without soft-boiled egg):卵なし
ใส่ไข่(サイカイ,Sai kai,With a soft-boiled egg):卵入り
หมูบดปรุงรส(ムーボットプルンロット,Moo bot prungrot,Seasoned minced pork):味付けした豚ミンチ
กิโลกรัมละ(キログラムラー,Kirogram ra,A Kilogram):キログラム当たり
こちらの手書きメニューも表現は若干違いますが、同じ内容です。
โจ๊กไม่ใไข่(ジョークマイカイ,Joke mai kai,Porridge without soft-boiled egg):卵なしお粥
ใส่ไข่(サイカイ,Sai kai,With a soft-boiled egg):卵入り
พิเศษ(ピセー,Piset,A large serving):大盛り
ใส่ไข่(サイカイ,Sai kai,With a soft-boiled egg):卵入り
ジョークサムヤーンの場所はこちらです。
営業時間はAM5:00~9:00とPM15:30~21:00です。
タイで偏差値トップの大学、チュラロンコン大学(จุฬาลงกรณ์มหาวิทยาลัย,Chulalongkorn University)の近くにあります。
行き方ですが、まず地下鉄MRTサムヤーン駅の2番出口を出ます。サムヤーン駅の2番出口の場所はこちらです。
道路を渡って西北西方向に歩いてきます。
3つ目の横道がチュラロンコンソイ11で、そこを右に曲がります。
こんな風景で、道半分にゲートがあります。
真っすぐ進んでいくと、一つ目の横道の先にあります。
写真の赤丸がお店の看板です。
こってりタイ料理が続いて朝優しい食事をしたいときに、お粥を食べたいとき、訪れてみられては如何でしょうか。日本人の味覚にもピッタリだと思います。