この駅はバンコクのチャオプラヤ川を渡って更に西部にあって、駅を見るだけでも楽しいですが、漁港や海産物が並ぶ市場で有名なマハーチャイ、その先の線路上に広がる市場で有名なメークロンに鉄道で行く時に重宝します。駅の様子やアクセス方法を写真や地図付きでご紹介します。時刻表ものせておきます。
駅の入口正面にはこんな看板があります。ウォンウィアンヤイ(Wongwian Yai,วงเวียนใหญ่)と表示されています。ちなみにタイの国鉄はState Railway of Thailandと名付けられていて、略してSRTと呼ばれます。
駅の入口はこんな感じで、知らないと通り過ぎてしまいそうな素朴な造りです。
中に入って行くと、こんな感じで待合所があって、沢山の人々が椅子に座って待っています。
ちょっとした可愛らしい看板と植物と水場のコラボレーションの場所もあります。
列車の運行区間はウォンウィヤンヤイ(Wongwian Yai,วงเวียนใหญ่)とマハーチャイ(Maha Chai,มหาชัย)の間となっています。
こちらがプラットホームの様子です。乗場は一つだけです。ホームには色んな屋台やお店が並んでいて、超ローカルな雰囲気満載です。線路の横の道路にも屋台が並んでいます。
こちらは揚げ物屋さん。
こちらはお総菜屋さんで、お皿にご飯を載せて、その上に好きな総菜を載せてもらう、いわゆるぶっかけ飯屋さんです。デザートも売られています。
こちらには焼きばななが売られています。
こちらは具材を包んだ鯛焼きのようなお菓子が売られています。ไส้เค็ม(サイケム,Saikhem,Salty):しょっぱい味、と、หวาน(ワーン,Warn,Sweet):甘い味のものがあるようです。
こちらは雑貨屋さん。くし、ハサミ、化粧品、飲み物、栄養ドリンクなど、色んな物が売られています。
こちらは甘味処、といったところでしょうか。ジュースやかき氷やパフェのような食べ物が提供されています。
こちらは揚げ物屋さん。
左から以下のように並んでいます。
แฮม(ハム,Ham):ハム
ทูน่า(ツナ,Tuna):ツナ
ปูอัด(プーアッド,Puad,Crab stick):カニカマ
ไส้กรอกอีสาน(サイクローク,Saikrok,Sausage):ソーセージ
10バーツととてもお安いです。
こちらはタイの定番の庶民料理、カオマンガイ屋さんです。
以下のように書いてあります。普通盛りが30バーツ、大盛りでも35バーツでとてもリーズナブルです。鶏肉を2人前乗せることもできます。それでも40バーツです。
ข้าวมันไก่(カオマンガイ,Khawmangai,Hainanese chicken rice):チキンライス(鶏出汁で炊いたご飯の茹で鶏肉乗せ)
พิเศษ(ピセー,Phiseet,Big):大盛り
ข้าวมันไก่ทอด(カオマンガイトート,Khawmangai tord,Deep fried chicken rice):揚げ鶏乗せチキンライス(鶏出汁で炊いたご飯の揚げ鶏肉乗せ)
ใส่ไก่2อย่าง(サイガイソーンヤーン,Saigai song yarng,Double):鶏肉ダブル乗せ
こちらは朝食にぴったりのお粥屋、ジョークが売られています。
メニューにはこう書いてあります。卵を入れると25バーツ。入れなければ20バーツ。大盛りがでも30バーツと激安です。
โจ๊ก(ジョーク,Joke,Porridge):お粥
พิเศษ(ピセー,Piset,A large serving):大盛り
ใส่ไข่(サイカイ,Sai kai,With a soft-boiled egg):卵入り
ไม่ใส่(マイサイ,Mai sai,Without egg):卵なし
メニューの上にはこれまた朝食にぴったりの揚げパン、パートンコーが置いてあります。
時間になると列車がホームに入ってきます。
構内の待合室の中に掲げられている時刻表です。ウォンウィアンヤイとマハーチャイの間を1日17往復していて、エアコン有の列車とエアコンなしの列車があるようです。ウォンウィアンヤイ駅始発は5:30、終電は20:10となっています。始発の列車に乗れば、水上市場アムパワーまで列車で日帰りできます。アムパワーからの帰りはロットゥーで帰るのでしたら、7時台の列車でも日帰りできます。
列車に乗るには切符を買いましょう。こちらが切符売り場です。
お金を払うとこんな切符をくれます。マハーチャイまで乗っても10バーツで、とても安いです。マハーチャイまでは約1時間です。
改札はありませんので、そのまま列車に乗って下さい。。社内で車掌さんが検察に来ますので、切符は大切にとっておきましょう。
列車の中はこんな感じで、年季が入っています。こちらはエアコンなしの列車。窓が全開で、風通しが良くていいです。
列車が発車する前に、必要なものを買っておきましょう。ホームも道路もとても賑やかですね。
時間は意外と正確です。出発後、車窓や駅で買った食べ物を楽しんでください。とてもローカルな雰囲気を楽しむことができ、旅行している気分が盛り上がりますよ。
ウォンウィアンヤイ駅の場所はこちらです。
行き方ですが、まずは高架鉄道BTSのウォンウィエンヤイ駅まで行きます。駅名は同じです。
3番出口から出て階段を降りると、クルントンブリー(Krung Thonburi,กรุงธนบุรี)通りの北側に出ます。
北方向にクルントンブリー通りソイ1が伸びていますので、ここを北上します。
まもなく西方向に延びる横道、サンチャオアンニヤオ通り(San Chaoanieo Alley,ซอย ศาลเจ้าอาเหนียว)がありますので、左折してその道を進みます。
道なりに北西方向に進んでいくと、ソムデットプラチャオタクシン(Somdet Phra Chao Tak Sin,สมเด็จพระเจ้าตากสิน)ソイ5の入口に到着し、大通り、ソムデットプラチャオタクシン通りに出ます。
大通りの北方向に歩道橋がありますので、渡ってください。歩道橋の上から駅の入口(赤丸の部分)が見えますので、そちらに向かって歩けば到着です。