タラートバーンマイは百年市場と呼ばれ、100年以上の歴史のある川沿いの市場で、歴史を感じさせられる造りの建物の中に、食べ物、日用品などが売られる屋台やお店がずらっと並んでいます。バンコクの東方向約50kmのチャチューンサオにあります。
正式名称はตลาดบ้านใหม่ ร้อยปี(タラートバーンマイロイピー,Talad Banmai Roypie)(百年市場バーンマイ,100 years old Market Banmai)。看板には新屋市場とも書かれていて、バーンマイとは新しい家という意味だそうです。
撮影スポットがあります。ここで記念写真を撮りましょう。売り物を運ぶ人、市場の中でお茶を飲んでいる人がの表情が素敵です。
こちらが市場の入口です。アンティークな造りがとても良い雰囲気です。こんな感じで左右にずらっとお店が並んでいます。
市場はアーケード街のようになっていて、うなぎの寝床のように細長く奥深くまで伸びています。
川沿いにあって、川の上に建つ建物が素敵です。
バーンパコン川の眺めを楽しむこともできます。結構な川です。
市場はまだまだ奥に延びていきます。
定番の生き物も売られています。これらの生き物を買って川に放すと徳を積むことができるようです。
市場は更に奥に延びていきます。
市場内には色んなお店があって、超地元料理も楽しむことができます。実物がお店の前に並んでいると、指で指すだけで注文できますので、タイ語が分からなくても楽しめます。値段もちゃんと書いてあります。一皿30バーツです。
こちらには魚を漬けた物が売られています。
お洒落な喫茶店もあります。英語でメニューが書いてあるので、タイ語が分からなくても安心です。
タイ語オンリーのお店が主流です。
こちらのレストランのメニューにはこう書いてあります。
หอยทอด(ホーイトート,Hoi tord,Fried shell):貝の炒め物
ผัดไทยโบราณ(パッタイボラーン,Pad Thai Boran,Thai style fried noodle with dried shrimp):干しエビ入りの太い米麺を使った焼きそば
ผัดไทยกุ้งสด(パッタイクンソッド,Pad thai goong sod,Thai style fried noodle with extra fresh shrimp):生エビ入り太い米麺を使った焼きそば
ก๋วยเตี๋ยวหมูโบราณ(クイッティアオムーボラーン,Kuay Teow Moo Boran,Traditional noodle with pork):昔風豚肉入りラーメン
ราดหน้าหมูหมัก(ラートナームーマーク,Radhna moo mark,Stir fried pork pickled with malted rice and thick starchy sauce):麹漬け豚肉炒めのあんかけ
อาหารตามสั่ง(アハーンタムサン,Ahan tamsan,Rocal restaurant):ローカルレストラン
レストランの中はこんな感じでお洒落で、川の眺めを楽しみながら食べることができます。
こちらにも郷土料理が売られています。結構なボリュームのお菓子です。
こちらはタコの絵が描いてあります。タコせんべいだと思います。
表示にはこう書かれています。
ปลาหมึกย่าง(プラームックヤーン,Pla muk yarng,Grilled squis):イカ焼き
こちらは葉っぱで包んであって、何が入っているかわかりません。
こう書かれていますので、魚が入っているのでしょう。
ห่อหมกปลาช่อนใบยอ(ホーモックプラーチョンバイヨー,Hohmok plachon biyo,Steamed snake-headed fish and mulberry leaf):桑の葉と蒸し雷魚
こちらは見た目そのまんまの食べ物ですね。結構なボリュームです。
こう書かれています。
กุ้งทอด(クントート,Kung tord,Deep fried shrimp):揚げエビ
ปูทอด(プートート,Poo tord,Deep fried crab):揚げカニ
こちらにも珍しい食べ物が売られています。
こう書かれています。食べ応えありそうです。
ข้าวห่อใบบัวครูลิน(カオホーバイブアクルーリン,Khao ho bai bua khrulin,Rice and ingredients rolled with lotus leaf):色々な具材を蓮の葉でくるんだもの
こんなレストランもあります。
こちらにもおしゃれな喫茶店があります。英語表記もあって安心です。
定番のขนมจ้าง(カノムジャーン,Khanom jang,Chimaki):ちまき、も売られています。小腹が空いたときに丁度良いですね。
市場の一番奥にあるお店です。こちらもタイ語オンリーです。
垂れ幕の左側にはこう書かれています。ここからピンクガーネシャで有名なワットサマンへ船で行くことができるのでしょうか。
ท่าเรือไป(タルアパイ,Thareua pai,To pier):桟橋へ
กลับวัดสมานฯ(クラプワットサマン,Klab wat saman,Back to Wat Saman):ワットサマンへの戻り
ผู้ใหญ่(プンヤイ,Phunyai,Adult):大人
เด็ก(デク,Dek,Child):子供
垂れ幕の右側にはこう書かれています。こちらはレストランですね。
ก๋วยเตี๋ยวหมู(クイッティアオムー,Kuay Teow Moo,Pork noodle):豚ラーメン
เย็นตาโฟ(イエンタフォー,Yentafo,Pink noodle soup):紅腐乳(豆腐を紅麹に漬けて発酵させた腐乳)入りの麺
เส้นเล็ก(センレック,Senlek,Thin rice noodle):ビーフン(中細米麺)
เส้นหมี่(センミー,Senmie,Extra fine rice):極細米麺
บะหมี่(バミー,Bhami,Egg noodle):卵小麦麺
เส้นใหญ่(センヤイ,Senyai,Wide rice noodle):太米麺
ราดหน้าหมู(ラートナームー,Radhna moo,Stir fried pork with thick starchy sauce):豚肉炒めのあんかけ
ข้าวผัด(カーオパッド,Khawpad,Fried rice):チャーハン
ผัดกะเพรา(パットガパオ,Pad grapao,Stir fried food with basil):バジル炒め
ผัดซีอิ๊ว(パットシーイ,Padsixiu,Fried noodle with sweet soy sauce):米麺醤油炒め
หมู(ムー,Moo,Pork):豚
หมึก(ムック,Muck,Squid):イカ
ไก่(ガイ,Gai,Chicken):鶏
กุ้ง(クン,Kung,Shrimp):エビ
ヌードルは麺の種類を選びましょう。チャーハンやバジル炒めなどは、具材を選びましょう。
食べ物だけでなく、装飾品やバッグなども売られています。
タラートバーンマイの場所はこちらです。
行き方ですが、国鉄チャチューンサオ駅(ชุมทางฉะเชิงเทรา,Chachoengsao Junction)前の道路、チャチューンサオバスターミナル(Chachoengsao Bus Terminal,สถานีขนส่งผู้โดยสารจังหวัดฉะเชิงเทรา)からソンテウで8バーツです。
チャチューンサオ駅前の道路では走っているソンテウに手を横に出して止まってもらいます。以下の赤い丸の中のように書かれているตลาดบ้านใหม่(タラートバーンマイ)が目印です。
駅前では速度を落として歩道の側を走ってくれますので、比較的捕まえやすいですが、難しいな、と思う人はバスターミナルまで行った方が良いと思います。バスターミナルは始点ですので周りの人に聞けば待機しているソンテウを親切に教えてくれます。
チャチューンサオ駅への行き方はこちらをご参照ください。
チャチューンサオバスターミナルへの行き方はこちらをご参照ください。
ソンテウの中からの眺めです。ソンテウで地元の人々にまぎれながら風を切って走り、街並みを楽しんで旅するのも楽しいと思います。
タラートバーンマイに到着したらブザーを押して下車しましょう。右側に市場の建物が見えますのでわかりやすいです。地図でどこを進んでいるのか確認しながら行くとなお安心です。他の乗客にタラートバーンマイと言っておくと、到着したらだいたい親切に教えてくれます。
歴史的な造りで、色んなお店が並んで賑やかで、超ローカル料理に川の眺めも楽しめる見ごたえ十分の百年市場、タラートバーンマイ。チャチューンサオまで行く道中や、他の観光地も楽しめますので、訪れてみられては如何でしょうか。