牛モツ鍋の美味しいお店、ヘンチュンセン(เฮ้งชุนเส็ง, Heng Chun Seng)はクロントゥーイ市場から西北西方向にラマ4世通りを3分程度歩いて行ったところにあります。
ちなみに、クロントゥーイ(คลองเตย,Khlong Toei)は、バンコクの中心地アソーク(Asok,อโศก)から地下鉄MRTで2駅の所にあり、大きな市場、クロントゥーイ市場があって、早朝から食材を買い求める沢山の人々や、ワーカーなどが集う下町情緒あふれるエリアです。
こちらがお店の外観です。
緑の丼の称号が与えられていて、美味しいお店の証拠ですね。
お店の中はこんな感じで、木製のテーブルが並んでいます。
早速モーファイタマダー(หม้อไฟ/ธรรมดา,Mofai/Tammada,Beef fire pot/Regular size)、牛モツ火鍋の普通盛りを注文しました。180バーツです。
鍋は中心部が空洞になっていて、そこに炭を入れて温める構造になっていて、アツアツで食べることができます。
スープと牛モツ類、野菜がグツグツ煮えていて、見ているだけでよだれが出てきそうです。
以下の調味料がテーブルの上に置いてあります。
魚醤:ナンプラー(Nam Plaa,น้ำปลา)
粉唐辛子:プリックポン(Phrik Pon,พริกป่น)
生唐辛子入りの酢:プリックナムソン(Phrik Nam Son,พริกน้ำส้ม)
砂糖:ナムターン(Nam Taan,น้ำตาล)
鍋に直接入れてお好みの味にして食べても良いですし、小皿にとってお好みのたれにして、モツ類をつけて食べても良いです。
自分はいつも、元のスープの味を変えたくないので、小皿に作ったたれに具材をつけて食べます。スープの味を変えたいときは、お椀にスープを取って、そこに調味料を加えます。
旨い!スープは牛モツの出汁が良く出ていて、いくらでも飲めそうです。
牛肉、肉団子、センマイ、牛筋など、牛モツの様々な部位が入っていて、よく煮込まれていて、味が良くしみ込んでいます。
牛肉と牛筋はトロットロで、口に入れると溶けるような食感です。
空心菜にもやしも美味しいです。
あっという間に完食してしまいました。
ごちそうさま。
お店のメニューはこちらです。
こちらは柱に貼ってあるメニューです。
เฮ้งชุนเส็งพระราม4(ヘンチュンセンプララマ4,Heng Chun Seng Phra Ram 4):お店の名前
เกาเหลา/ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋น(ガオラオ/クイッティアオヌアトゥン,Gaolao/Kuayteow neua tun,Soup/Noodle stewed beef):スープ/ヌードル 煮込み牛
ก๋วยเตี๋ยว เส้นเล็ก/หมี่/ใหญ่(クイッティアオセンレック/ミー/ヤイ,Kuayteow Senlek/Mie/Yai,Rice noodle/thin/wide):米麺/細麺/太麺
เกาเหลา/ลวกจิ้ม(ガオラオ/ルワックジム,Gaolao/Lwakjim,Soup/Steamed):スープ/蒸し
ธรรมดา/พิเศษ(タマダー/ピセー,Tammada/Piset,Regular size/Big size):普通盛り/大盛り
หม้อไฟ(モーファイ,Mofai,Fire pot):火鍋
เพิ่มน้ำซุป(ペーンナムスープ,Pheim nam soup,Add soup):追加スープ
กระเทียมเจียว(グラッティアムジアウ,Grattium giaw,Fried garlic):揚げニンニク
ผักลวก(パックルワック,Pak lwak,Boiled vegetable):茹で野菜
เส้นลวก(センルワック,Sen lwak,Boiled rice noodle):湯通し米麺
ลูกชิ้นร้อยละ(ルークチンローイラー,Lukchin roi la,Meat ball per 100):牛肉団子100個
左側の値段が普通盛り、右側が大盛りです。
火鍋でなく、どんぶりで提供されるヌードルやスープもあり、小食の人はこちらが良いと思います。
英語と日本語が表記されたメニューもあります。
これだけの種類の牛モツの部位が入っているのですね。
ビールも良心的な価格です。
地下鉄MRTクロントゥーイ(Khlong Toei,คลองเตย)駅の1番出口を出て東南東方向へ歩いて3分程度で到着します。
ヘンチュンセンの場所はこちらです。
地下鉄MRTクイーンシリキットナショナルコンベンションセンター(Queen Sirikit, ศูนย์การประชุมแห่งชาติสิริกิติ์)駅の2番出口から出て歩いても行けます。陸橋を渡って、車やバイクが大量に行き交うクロントゥーイ交差点を眺めながら、ラマ4世通りを歩いていくのも良いと思います。
陸橋を渡ってラマ4世通り南側をお店に向かって歩くとこんな風景です。
お店はこの左側です。
行きやすい場所にありますので、訪ねてみられては如何でしょうか。