地下鉄MRTラマ9世駅(プララマガーオ,Phra Ram 9,พระราม 9)の近く、ラチャダピセーク(Ratchadaphisek,รัชดาภิเษก)通りの西側路上に美味しいお粥屋台があります。
朝の通勤時間帯に営業していて、道行く地元の人々のお腹を満たしています。
こちらがお店の外観です。
メニューは単純で、ジョーク(おかゆ,Joke,โจ๊ก,Porridge)とナームタオフー(豆乳,Nam taohu, น้ำเต้าหู้,Soy milk)です。
上からこう書いてあります。
โจ๊กหมู(ジョークムー,豚入りおかゆ,Joke Moo,Porridge with pork)
ธรรมดา(タマダー,普通盛,Tamadaa,Regular)
ใส่ไข่(サイカイ,半熟卵乗せ,Sai Kai,Topped with soft boiled egg)
พิเศษ(ピセー,大盛,Phiseet,Big)
น้ำเต้าหู้(ナームタオフー,豆乳,Nam taohu, Soy milk)
ธรรมดา(タマダー,普通盛,Tamadaa,Regular)
ใส่เครื่อง(サイクルーアン,具材入り, Sai Kheruang, Topped with ingredients)
ジョークの普通盛りが25バーツ、卵を入れても30バーツとリーズナブルですね。
メニューには書いてないですが、屋台にはパートンコー(揚げパン,ปาท่องโก๋, Pathongko,Fried bread)も見えます。
通りすがりの地元の人々がひっきりなしに屋台に訪れます。
おそらく通勤途中に立ち寄っているのだと思います。
こちらは一昔前の写真です。
ちょっと見えにくいですが、この当時と比べると、今はジョークの値段は変わらず、豆乳が少しだけ値上がりしていますね。
屋台の後ろにはこんな休憩スペースがありますので、屋台で買って、ここで座って食べることもできます。
発泡スチロール容器に入れてもらって、近くで食べても良いですし、持ち帰りもできます。
近くで食べるには、発泡スチロール容器を指さしながらキンティーニー(Kin thi ni,กินที่นี่)と言えば良いです。
持ち帰りたいときはサイトゥーン(Si thung, ใส่ถุง)と言えば、ビニール袋に入れてくれます。
様子を見ていると、訪れる人々のほとんどが、持ち帰りでした。
タマダーサイカイ(普通盛り卵入り)を注文しました。30バーツです。
薬味類はお好みでどうぞ。
もっと入れてほしい場合は、指をさして、もっと、とジェスチャーすれば何とかなります。
ちなみに、こちらの写真は刻み生姜、粉唐辛子、ナンプラー、ネギ、コショー、パクチーが載っています。
旨い。素朴ですが、この屋台が長年生き残っている理由があるのだなぁと思います。
ローカル感満載で、地元の人々の生活に溶け込んでいる感覚もたまりません。
優しい味のベースにちょっとパンチ力のある味付けで、ペロッと平らげてしまいます。
お粥と豚肉や内臓、薬味類が良い組み合わせです。
この味が好きになって、日本でも体調不良でないときでも、お粥にこれらの薬味を入れて食べるようになってしまいました。
この屋台の場所はこちらです。
ポイントの場所そのものではないですが、このすぐ近くにあります。
近くに寄った際は試してみてはいかがでしょうか。